手動でのデータ入力は時間がかかり、エラーが発生しやすくなります。ただし、数分かけて Microsoft Excel でデータ入力フォームを作成すれば、プロセスを改善し、 データ欠落 などの間違いのリスクを減らすことができます。
フォームオプションを追加する
Excel でフォーム オプションを使用するには、クイック アクセス ツールバーまたはリボンのいずれかにフォーム オプションを追加する必要があります。 2 つのうち最も単純なものは 、クイック アクセス ツールバー です。代わりにリボンに追加する場合は、そのための 特別なタブを作成する 必要がありますが、これは理想的ではない可能性があります。
クイック アクセス ツールバーに [フォーム] ボタンを追加するには、ツールバーの矢印をクリックして、[クイック アクセス ツールバーのカスタマイズ] メニューを開きます。 「その他のコマンド」を選択します。
左側でクイック アクセス ツールバーが選択されていることを確認します。左側の [コマンドの選択] ドロップダウン ボックスで、[すべてのコマンド] を選択します。
右側の [クイック アクセス ツールバーのカスタマイズ] ドロップダウン ボックスで、フォーム ボタンをすべてのドキュメントに追加するか、現在のドキュメントに追加するかを選択します。
[すべてのコマンド] リストをスクロールし、[フォーム] を選択します。 「追加」ボタンをクリックしてツールバーに追加します。
「OK」をクリックして設定を閉じ、スプレッドシートに戻ります。クイック アクセス ツールバーに [フォーム] ボタンが表示されます。
データをテーブルに変換する
フォームを使用するには、各フィールドにラベルが必要です。これらはテーブル ヘッダーの形式で提供されます。データがすでに table としてフォーマットされて いる場合は、一歩進んでフォームの使用に進むことができます。そうでない場合は、簡単に変換できます。
データを含むセルを選択します。 [ホーム] タブとリボンの [スタイル] セクションに移動します。 「表として書式設定」をクリックし、表のスタイルを選択します。
「テーブルの作成」ポップアップウィンドウでセル範囲を確認し、「テーブルにヘッダーがある」ボックスにチェックを入れます。 「OK」をクリックします。
データがきれいな表としてフォーマットされて表示されます。
データ入力フォームを使用する
あとはフォームにデータを入力するだけです。テーブル内の任意のセルを選択し、 クイック アクセス ツールバーに追加した [フォーム] ボタンをクリックします。
テーブルヘッダーがフィールドラベルとして表示されたポップアップウィンドウが表示されます。各フィールドに入力します。
フィールド間をすばやく移動して、次のレコードに移動できます。フィールドに入力したら、Tab キーを押して次のフィールドに移動します。レコードのすべてのフィールドへの入力が完了したら、Enter キーを押します。次に、次のレコードを入力します。データを入力すると、テーブルが埋まっていくのがわかります。
データ入力フォームのボタンを使用して、レコードを追加、確認、または削除することもできます。
- 別のレコードを作成するには、「新規」をクリックします。
- レコード間を移動するには、「前を検索」または「次を検索」をクリックします。データ フィールド領域のスクロール バーを使用することもできます。
- レコードの数を確認するには、[新規] ボタンの上を見てください。
- レコードを削除するには、そのレコードがフォームに表示されていることを確認し、[削除] をクリックします。次に、「OK」をクリックして確定します。
データ入力フォームの入力が完了したら、「閉じる」をクリックします。表のセルを選択し、クイック アクセス ツールバーの [フォーム] ボタンをクリックすると、いつでも再度開くことができます。
フォームを編集する
ラベルを編集したり、フォーム上のフィールドを再配置したりする場合は、Excel シートで行います。フォームを閉じ、テーブルに変更を加えてから、フォームを再度開きます。変更がフォームに適用されたことがわかります。
大量のデータをスプレッドシートにすばやく入力するには、特に外部ソースからのデータを入力する場合は、Excel で独自のデータ入力フォームを作成してみてください。
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